なんだ、そうか、そうなのか

  • 2020.06.14 Sunday
  • 15:44

 それならそうと早く言ってくれれば良かったのに。

少し前に「あぁ、ほんとにオレの人生は『無駄なこと』にだけ時間を費やしてきてしまった」と記しました。「ダメだなぁ、まったくオレの人生は無駄の集大成だなぁ」と思っていました。今でも、今日もそのように思います。ただいま日曜日の15時です、かなり呑みました。ドイツの麦酒が安かったので購入したのです。得した気分です。しかし飲酒習慣がなければそもそもドイツ麦酒を購入しないのでお金を使うことはなかったはずです。これが「無駄」っていうことでしょうか。無駄使いかもしれないのに「得した気分」になることは自分への言い訳でしょうか。それとも飲酒は人生の必要経費でしょうか。とにかくやることがないから呑みました。少しは人生について考え事でもしようかなと思ったけれど、どーせこれまた無益なので、諦めて泥酔に専念しました。やはり「無駄」が多い生活です。

 

 しかし今回の疫病騒動で露呈したのは、「無駄が、不要不急が、それこそ経済を回していた」という事実です。なんだ、そうか、そうなのかぁ。皆様方々様が「いそがしい、いそがしい、アンタはヒマでいいねぇ」とか「たまにはゆっくりしたいよ」とか、なんだか遠い目をして「ゆっくり美味いモンでも食べに行きたいよ」とか「ホント自分時間が欲しい、頼まれごとが多すぎちゃってさぁ」とか嬉しそうにおぬかしになっているものだから、暇人倶楽部のこちらは恥ずかしくて隅っこで生きていました。しかし、なんだぁ、そうなのかぁ。そのような皆様方々様が強圧同調強要な「自粛」して「テレワーク」だか「在宅業務」だか何だかに移行して、飲酒や旅行を控えだした途端に経済がガタつきだしました。この国を支える重要なお仕事だけでなく、それ以外にも「無自覚」に「無駄で不要不急な行動をして経済を回してくれていた」のですな。今までありがとうございます。御多忙中とは存じますがすいません。この先もよろしくお願いします。安心した、良かった。多くの方々を身近に感じました。確かに今思えばそんなにお仕事で御多忙でいらっしゃるのはずの皆様方々様がインスタだかファミスタだか知らんけど、いたるところで「おしゃれなお食事」写真や「風光明媚な観光地」写真や「たくさんの楽しい御友人がいることの証明」写真を掲載しているのをお見掛けしておりました。私のこのブログに掲載される写真とは雲泥の差があるので、その時は、少し前までは、多くの人達が楽しそうに御多忙なのでうらやましく思っておりました。しかしいまになって思えばそこいら中に無駄行動人間があふれていたのですね。その人達の行動は、おしゃれでもなく多忙でもなく友人数が限られている写真を掲載するという部分を除き、私と近似していることに気づいて安心しました。近似していませんか、すいません。そして私の無駄飲酒も末端の末端で経済に貢献出来ていて良かった。しかし、そーすると、無駄ではないことをしている人間はどこにいるのでしょうか。そもそも「無駄」なことなどそんなに多くない気がします。経済に対して直接的に生産性がないことを「無駄」というのでしょうか。本を買うのは「消費」で良いこと、本を読んで思慮を深めるのは「どーでも」イイこと、でしょうか。判らない。様々な形で「無駄な人間を省いていく」この国の未来なんて判るわけがない。
 判るわけがないことを考えるのは疲労するのでやめておいて、やや遠くへ散歩に出かけました。
新潟や富山に出かける道中の小谷村。ここを通るたびに、囲む山々のかたちに感動して、そこに見え隠れする集落の色鮮やかな屋根の家々に美しさを感じて、物産館で地元の御婦人方が作る蕎麦に舌鼓をうっています(なんだか遠い目をして「ゆっくりと美味いモンを食べにきたよ」です)。昔話や古い絵本を読んだことのある人間の誰しもが心象風景として持つような、何と言いますか原風景というものでしょうか、その風景が横たわります。借金を無事に返済できた暁には「移住したい」とさえ思っているくらいのあこがれる場所です。ふるさと納税では小谷村産日本酒を返礼していただきました。少しは小谷村の役に立ったかな。「不要」でなければよいのですが。余談ですが私の借金はおそらく私が死ぬまでついて回るのでこの「移住」希望は夢物語でしょう。それはともかく、蕎麦を食べる時くらいしか村内で車を降りることはなかったのですが、今回は蕎麦を食べた後に散策させていただくことにしました。いい天気でしたので。小谷村はまったくもって「おしゃれ」かつ「風光明媚」な場所ですが、散策者自身が「おしゃれではない」うえに「おしゃれではない角度」から写真を撮ってしまう点は見逃してください。力量不足で小谷村の魅力を表現できていません。すいませんです。
 小谷村は長野県の宝物だと思います。
              
               カワイイ集落が見え隠れします
              
               「熊注意」の看板は結構怖いものですが、そんだけ「原風景」なのでしょう
              
               このあたりが有名な「塩の道」です
              
              
              
              
               塩を運ぶ牛とそれを率いる人が泊まった宿だそうです 200年前ですよ
              
               秋にも来てみたいものです
              
               白馬村も暑いものでした
 何が「新しい生活様式」だ。
              

 

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