高崎市

  • 2017.10.01 Sunday
  • 18:59

 2週続けて高崎に行きました。

 1回目は家族と。「群馬のお父さんとお母さんのお墓参りに行きましょう」と妻が言うから行きました。墓参り好きじゃない。どの角度から見ても何のために行くのかが判らない。墓参りの意味が判らない。線香の香りは好きだけれど。死んだ人間は何も言わない。生きている人間の、節々の、ただのけじめのためにある儀式にしか思えない。死んだ人間を偲ぶのは家でもできる。でも、何と言いますか、ホントに霊魂とか幽霊とかそんなンが存在して「罰(ばち)」とか当たったら嫌だから渋々出かけました。まぁ、死んだ先祖がこちらに「罰」を与えるなんて、すんごいセコイ先祖ってことになりますが。不肖の子孫に色々文句もおありでしょうが死人なんだから黙っていて下さい。高田渡の「告別式」って唄みたい。ともあれ墓参り。娘達に言いました。「死んだジイちゃんやバァちゃんはこの石の下で寝ているのだが、今日はお前たちのようなカワイイ孫が来たのが嬉しくてもうすぐ起きてくるよ。ガイコツが出てくるよ。ほらこの間見た映画の『バタリアン』みたいにね」。娘達は怯えまくり墓の前に立つ事すらしません。妻が文句を言っていました。墓前にてお話。「少しでも遺産を残してくれていたらもっと墓参りもいっぱいするのに。あと孫は順調に成長しているから心配ないですよ。営み果てしなく、ですよ。あんたらのDNAはこちらで紡いでいますよ」、と。霊園を後にして観音山へ。少しばかりさびれてしまった参道をぶらつき、観音さんを眺めて、下の娘が「巨人だ、巨人だ」と怯えて、味噌おでんを買って、眼下に高崎市を眺めて、何故かため息を一回ついて、そんで市街地へ。

           

       

           

 

           

 

 

 実家に車を止めて近くのデパートに買い物へ出かけました。休日の「デパート」です。「大型スーパーマーケット」ではありません。「百貨店」です。いわゆる「デパ地下」をひやかして、なんやかんやをひやかして、最上階の食堂へ。私が子供の頃の週末の楽しみはデパートに行ってオモチャを買ってもらい、その後に食堂で「お子様ランチ」を食べる事でした。プレートに乗った小さなハンバーグと小さな付け合わせ、それこそオモチャみたいなデザート。チキンライスかなんかの上に、何故かどっかの小さな国旗がのっていました。オマケもついていましたねぇ。ゴールデンな時間。だから今回は同じ時間を娘達と過ごしました。もちろん子供達には「お子様ランチ」です。なんてことだ、全く変わっていない。「お子様ランチ」だ。オマケもついてきた。嬉しくなってくる。娘達も嬉しそうに食べている。良かった。最近のお子様は、やはり大型スーパーマーケットに出かけて、「オモチャ」ではなくて「ゲーム」を買ってもらって、その後は「フードコート」なんですかなぁ。その時代その時代の相違もあるでしょうが、どんなにでかくても「大型スーパーマーケット」と「デパート」は違います。何が違うだろうか。何かが違う。「デパート」にはロマンがある。「昭和」なんかなぁ。じゃあ松本に帰ろう。夕暮れ時の実家前から高崎駅の方を眺めてみれば、高崎駅が見えない。なんだあの無粋な建造物は。あぁ、そーか、「大型スーパーマーケット」か。空がせまくなった。あの「大型スーパーマーケット」は松本にもできたなぁ。空がせまくなった。

 

           

 

 

 で、2回目は一人で高崎へ。O君とバンド練習です。2時間の濃厚な時間を過ごして、さらなる濃厚な時間を求めて「Bee」へ。店主Sさんもやや回復気味、臨時店主Mさんもお元気。座ったすぐ横にはパンク青年N君と彼女。もう一人のパンク青年J君も交えてO君は早速パンク談議に突入。酔ったO君はさらに、北関東一のフェミニストであり写真家でもある税理士Iさんを呼び出します。うーん、やはり楽しい時間に麦酒も進みます。「Bee」はもうすぐ閉店です、な時間間際にO君やIさんが「ラーメンを食べに行こう」とか言い出します。猫舌な私はラーメンが嫌いです。冷やし中華やチャーハンは良いですが熱々なラーメンは嫌いです(余談ですが、人間の舌は90℃だか80℃だかの高温になっているものの味を識別できるのですかね。極端に冷たいモノや熱いモノの味は、「旨味」は識別できない気がするのですがどーですかね。「熱い熱い食べ物が好きな人」に聞いても釈然としません)。「チャーハンもあるから」という甘言に引きずられて、歩いて5分程のお店に出向きました。N君がチャーハンを注文した以外は皆ラーメンをたのんでいます。私もチャーハンが良かったのですがN君と同じじゃつまらない。んっ、なんだこの「油そば」ってのは。「それは汁が無いから熱くないぞ」とIさんが教えてくれたのでそれを注文。皆は「このラーメンはうまいなぁ」とか言っています。N君のチャーハンも美味そうです。遅れて届いた私の「油そば」。油だ。明朝絶対後悔する。でも食べました。なかなか美味。じゃあ皆さんおやすみなさい。そして翌朝、やはり後悔。お腹痛い。お腹遺体。

 

           

 

           

 

 それでも楽しい夜でした。

 高崎市、人様の街ではないなぁ。まだ。

 

 

 

 

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